NPO法人アダプテッドスポーツサポートセンター
理事長 浦久保 康裕
2020年の東京オリンピック・パラリンピックを前に、パラスポーツの環境は大きく変革を遂げました。パラスポーツの管轄移管や競技環境の改善は、我々の活動の意義と重要性を一層高めております。これらの変化は、パラアスリートがより活躍できる環境を整え、彼らの持つ才能を世界に示す機会を提供しました。
今、我々に求められるのは、2020年のレガシーを受け継ぎ、次代につなげる使命です。私たちは、パラスポーツの魅力をより多くの方々に伝え、パラアスリートの活躍を称える文化を築き上げ、インクルーシブな社会創造を実現することです。。この使命は、単なるパラスポーツ普及の枠を超えて、障がいの有無に関係なく、すべての人々が生き生きと暮らす社会の実現に繋がるものです。
そのために、2014年に制定を致しました8月25日「パラスポーツの日」を中心に、積極的にパラスポーツの普及活動や事業を展開してまいります。地域社会との連携を深め、パラスポーツの理解と支援を促進するための努力を続けて参ります。また、パラスポーツを通じて多様性を尊重し、共生する社会を築くための啓発活動も積極的に行ってまいります。
2025年に法人設立20周年の節目を迎えますが今後も私たちアダプテッドスポーツ・サポートセンターは、パラスポーツ普及の先駆者としての使命に誇りを持ち、インクルーシブ社会の実現に向けて、精力的に邁進して参ります。この道のりは容易なものではありませんが、皆様の温かいご支援とご協力を賜りながら、より良い未来への一歩を踏み出してまいります。